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グルコバイと併用することが多い血糖降下薬

2019年05月20日
手で持たれる多様な薬

糖尿病には1型と2型がありますが、グルコバイは2型糖尿病の治療薬です。
2型糖尿病は血液中のブドウ糖が正常より多くなる病気です。
初期の頃は自覚症状がほとんどありません。
そのまま気がつかずに放置していると徐々に全身の血管や神経に影響が及びます。

2型糖尿病の原因は生活習慣の影響が大きいです。
糖分や脂肪分の過剰摂取などにより、血糖値をコントロールするインスリンがうまく作用しなくなっている状態です。
グルコバイは食後に血糖値が上がりすぎるのを抑えます。
炭水化物の消化・吸収するときにはα-アミラーゼやα-グルコシダーゼなどの酵素がはたらきます。
これらの作用を阻害することで、血糖上昇を抑えます。
膵臓に作用してインスリンの分泌を促すわけではありません。
ただ血中ブドウ糖値の上昇を抑えるため、膵臓にかかる負担は軽減されます。
単独では効果が弱いので他の薬を併用することもあります。
併用されることが多いものとしてSU剤があります。
これはスルホニル尿素薬のことで、インスリンを合成する膵臓のβ細胞に働き、インスリンの分泌を促進させるタイプの血糖降下薬です。
またSU剤には末梢の筋肉でのブドウ糖消費量を増やす作用や、肝臓からのブドウ糖が放出されることを抑制する作用もあります。

またインスリン製剤が使用されることもあります。
これはインスリンを直接注射するものです。
SU剤若しくはインスリン製剤を組み合わせてグルコバイを長期投与試験した場合、効果の持続が確認され、安定した血糖コントロールが得られています。
グルコバイと他の血糖降下薬を併用するときに注意することとして、低血糖があらわれることがあります。
そのためこれらの薬剤と併用するときには低用量から開始して様子を見ることが必要です。